2007年9月12日午後2時(JST)、「内閣総理大臣及び自由民主党総裁を辞する」と退陣を表明する記者会見を行った。これにより同日予定されていた衆議院本会議の代表質問は中止となった。
辞任の理由として本人は緊急記者会見で「テロ特措法の再延長について議論するため民主党の小沢代表との党首会談を打診したが、事実上断られ、このまま自身が首相を続けるより新たな首相のもとで進めた方が良い局面になると判断した」「私が総理であることが障害になっている」などとした(しかし小沢代表は記者会見を開き「打診を受けたことは1回もない」と否定。なお、小沢代表は党首会談について報じられてからも「意見を変える気はない」ときっぱりと明言しており、これに対し「事実上断られた」と判断した可能性が考えられる)。一方で、自身の健康に不安があるという理由も与謝野馨内閣官房長官が同日中会見で述べている。
もともと胃腸に持病を抱えているといわれており、辞意表明当日の読売新聞・特別号外でもそのことについて触れられていた。また、辞意表明前日には記者団から体調不良について聞かれ、風邪をひいた旨を返答しており、この時点で疲労による体調不良が顕著になっていたとも言える。
なお、麻生太郎自民党幹事長は同日の会見において、記者からの「総理はいつ辞任を決断していたのか」との問いに対し、「2日くらい前といえばそうだし、昨日と言えばそうだし…」などと述べ、麻生幹事長は安倍が近く辞めることを2日前(安倍晋三が臨時国会でテロ特措法の延長ができなければ内閣総辞職すると述べた日と同日)にはすでに知っていたことを明らかにした。
海外のメディアもトップニュースで「日本の安倍首相がサプライズ辞職」、「プレッシャーに耐えきれなかった」(アメリカCNN)などと報じた。欧米諸国の報道では批判的な意見も多かった(イギリスメディアは「臆病者」と酷評している)が、安倍総理の下で関係が良好だった中国、韓国、台湾のマスコミは同情的な意見が目立った。
退陣表明の明くる13日、慶應義塾大学病院に入院し、検査の結果、胃腸機能異常の所見が見られ、かなりの衰弱状態にあると医師団が発表した。これについても海外メディアで報道され、イギリスBBCは「昨日官邸をチェックアウトした安倍首相は、今日は病院にチェックインした」、「日本は1週間以上も、精神的に衰弱しきった総理大臣を抱えることになる」と報じた。
日刊ゲンダイによれば遠藤武彦農相に不正な補助金疑惑が発覚した際、遠藤の辞任の流れを与謝野馨内閣官房長官と麻生幹事長の2人だけで決めて安倍を排除したことから、安倍が「麻生さんに騙された」と発言したと言われる。 また、9月14日のNEWS ZEROは、番組終盤に安倍の「麻生さんに騙された」という発言を速報という形で伝え、麻生と安倍との間に不穏な空気が流れていたとする報道を行った。 この内容について、9月14日の報道ステーションが麻生にインタビューで問い質したところ、麻生は「(9月14日に安倍氏の見舞いに行った時)『そんなこと言われて与謝野とふたりで困っている』と安倍総理に言ったら、『そんなこと言ってない』と笑っておられました。どなたかが意図的に流したデマでしょう」と反論をしています。
また、自民党の若手による「麻生-与謝野クーデター説」について与謝野官房長官は、9月18日の閣議後の会見において明確に否定した。さらに麻生幹事長は9月19日に「事前に安倍首相の辞意を知っていたのは自分だけではない」とし、与謝野官房長官も同日「中川(秀直)さんは11日(辞任表明の前日)に安倍さんに会っていて、知っていてもおかしくない」と、中川前幹事長も事前に安倍の辞意を知っていたことを示唆した。
9月23日に行われた自民党総裁選には欠席して前日に不在者投票を行い、前総裁のあいさつは谷川秀善両院議員総会長が代読した。
「職を賭す」との意味は、自分の総理という立場と引き換えにテロ特措法を通して、辞職するというシナリオを書いていたのかな、、と私なりには理解しました。でも今の民主党の状況では意味のないことをしていたわけで、そんな判断で総理を続けることに無理があったことがわかります。
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2007年9月24日月曜日
職を賭すとは?なんだったのか?
安倍首相は9/9、シドニーでの記者会見で、給油活動について「国際社会から高く評価、期待されている」として、「継続のための法案を提出し、成立を果たしていかなければいけない」と強調した。
「活動が継続できなければ内閣総辞職する覚悟か」との質問に、「あらゆるすべての力を振り絞って職責を果たしていかなければならない」と答えた後、数秒考え、次のひと言で退路を断った。「当然、私は職責にしがみつくということはありません
ひと言で退路を断った。伏線は前日にあった。首相はブッシュ米大統領やハワード豪首相との会談で、自ら「ぜひとも活動継続が必要だ。最大限努力する」と伝え、ブッシュ大統領からも活動継続を求められた。その後の記者団との懇談で、首相は「これは対外的な公約だ。私の責任は重たい」と、活動継続が国際公約に認識を表明。日頃は言質を取られまいと慎重な言い回しに終始するのに、この日は「責任」「公約」といった断定的な言い方が目立った。
参院選惨敗後も、求心力は一向に回復しない。内閣改造後でも、遠藤前農水相がわずか8日で辞任するなど、問題は収まらない。各国首脳と約束したことすらできなければ、この先、首相を続けたところで何もできない――。首相がそう考えたとしても不思議ではない。
自らの進退をかけた強い決意表明で、法案成立に向けて政府・与党を本気にさせ、国民に重要性を強く訴える狙いもあっただろう。歴史的大敗という民意を受けても辞めないのに、なぜ「職を賭す」したのか?
今日の記者会見を見るともう一ヶ月間も体調が悪かったということです。
「職を賭す」との発言は特に何も意味をもたらなかったことだけはわかります。
「活動が継続できなければ内閣総辞職する覚悟か」との質問に、「あらゆるすべての力を振り絞って職責を果たしていかなければならない」と答えた後、数秒考え、次のひと言で退路を断った。「当然、私は職責にしがみつくということはありません
ひと言で退路を断った。伏線は前日にあった。首相はブッシュ米大統領やハワード豪首相との会談で、自ら「ぜひとも活動継続が必要だ。最大限努力する」と伝え、ブッシュ大統領からも活動継続を求められた。その後の記者団との懇談で、首相は「これは対外的な公約だ。私の責任は重たい」と、活動継続が国際公約に認識を表明。日頃は言質を取られまいと慎重な言い回しに終始するのに、この日は「責任」「公約」といった断定的な言い方が目立った。
参院選惨敗後も、求心力は一向に回復しない。内閣改造後でも、遠藤前農水相がわずか8日で辞任するなど、問題は収まらない。各国首脳と約束したことすらできなければ、この先、首相を続けたところで何もできない――。首相がそう考えたとしても不思議ではない。
自らの進退をかけた強い決意表明で、法案成立に向けて政府・与党を本気にさせ、国民に重要性を強く訴える狙いもあっただろう。歴史的大敗という民意を受けても辞めないのに、なぜ「職を賭す」したのか?
今日の記者会見を見るともう一ヶ月間も体調が悪かったということです。
「職を賭す」との発言は特に何も意味をもたらなかったことだけはわかります。
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